住宅ローンに通らない人とは?年収1000万円の正社員が審査落ちの場合も
不動産購入する人のほとんどが経験する住宅ローン審査。「自営業者は通りにくい」というよく知られた話以外にも、「年収は高くても貯金がないから」という意外な理由で、審査が通らない場合があります。
スムーズに住宅ローンを借りるために気をつけておきたいポイントや、万が一通らなかった場合にとるべき対応も合わせて紹介。
2023年3月23日 21時4分 ESSE-online
資金計画が大事です
住まいづくりの計画を先に進めるためには、その資金計画が非常に大事ですが、ほとんどの方の場合は初めて利用するということでしょうから、どんな注意が必要なのか、この機会に参考にして頂きたいと思います。
実際に申込みをしてみると、想像よりも敷居が高く感じる場合もあるでしょう。やはり住宅ローンという商品は、誰でもが取り組めるものではないということも、知っておいた方が良いかもしれません。
ということは、申込みをしても住宅ローンの審査が通らなかったと言う場合も当然ありますが、その理由を金融機関の担当者にたずねても、教えてもらえるケースは極少数ではないでしょうか。
審査落ちの理由5つ
そんな中、記事にもあった一般的な審査落ちの理由を5つというのが、下記のとおりです。
1.勤続年数が1年未満
2.借り入れが残っている(奨学金もご注意!)
3.過去に借り入れの返済を遅延したことがある
4.収入が不安定
5.年齢が高い
これらの条件は申込みの時点である程度知らされる場合もあるでしょうから、知らなかったと言う時点でローンを通すのは難しいかもしれませんね。
最近は金融機関もネットに特化したところもありますので、そういった比較的新しい金融機関では、いくらか条件が緩和されていることもあるようです。
返済比率を確認してください
ここで今一度確認しておきたいのは、クルマや携帯電話またはカードローンなど、住宅ローン以外の借り入れがあることで返済比率が高くなってしまい、ローンが通らないという場合もあります。
いろんなところで書かれているとおり、返済比率は、年収に占める年間返済額の比率のことなのですが、金融機関の多くは30%~40%を目安にしています。
年間返済額÷年収×100=返済比率
たとえば、年収1000万円の場合の返済比率40%=年間400万円までに借入の返済額を収めるようにしましょうということになります。
さらに失敗談としてよく聞くのが、借り入れはないと思い込んでいた方のなかにも、じつは奨学金や携帯電話の割賦販売の支払いがネックになっていたという事例で、少しでも記憶にある場合は確認の上対策が必要でしょう。
審査落ちの理由(裏)
次に、記事にあった知らない方が多い、審査に通らない理由が下記のとおりです。
1.正社員で1000万円以上の年収があるのに、「預貯金がない」
2.運転免許証の紛失回数が多い
3.健康問題
4.スマホの割賦返済が滞っていた月があった
どれも一般社会人として、または金融機関側に立って考えればわかりますが、簡単に言えば信用に値する人物か、というところを当然見られますね。
落ちた時の対策とか
と言う身も蓋もない内容だけではあまり参考にならないのですが、もし実際に審査が通らなかった場合に、少しでも可能性があれば数少ない対策にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
●借り入れを完済する
●金融機関を変えてみる
●勤務期間を1年以上にする
●物件を変える
●ペアローン、親子リレーローンに切り替える
●商品を変えてみる(住宅ローンからアパートローンへ)
など。
諦めず事前の準備と相談を
なかなか一般庶民で経験の無い人には、難しく敷居が高いイメージかもしれません。それはやはり確実な基準が公表されているわけではないところが、そう感じさせるのではないでしょうか。
住宅ローンの審査基準はさまざまですし、借り入れがある場合や、勤続年数が短い場合でも、住宅ローンを申し込む前に不動産担当者やFP、金融機関へ相談することで回避できることもありますので、諦めずに事前に相談しながら進めると良いと思います。
くれぐれも無理をせず、身の丈にあった不動産の購入をご検討ください。
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