3.11追悼式で「世界一の防災大国に」 石破総理
石破総理大臣は東日本大震災の追悼式に出席して「防災庁を設置し、世界一の防災大国にすべく力を尽くす」と述べました。
2025年3月11日 18時28分 テレ朝news
14年
東日本大震災から今日で14年ですね。
あの日の記憶は今も鮮明に残っていますが、今日のような晴れ時々くもりで、通常通りの日常がお昼過ぎまで続いていました。(14年前の記事はこちら)
春らしい日もあるものの、まだ朝晩は冬の空気も残っている環境は、東京でも屋外では外気温が一桁まで下がり、防寒してないと活動できない状況です。
当時のレポート
あの日の東北では雪が降っていましたし、地震が発生してから日が落ちるまでには、まだあまり情報が伝わってきませんでしたので、日本中が恐怖と不安の中で一夜を過ごしたように思います。
数ヶ月後に現地に伺って、少しだけ復興支援のお手伝いをさせて頂きましたが、その時に目の当たりにした光景は、まさに言葉を失うということに尽きるものでした。(その時のレポートはこちら)
総理大臣の思い
記事によれば、石破総理大臣は下記のように述べられていたとのこと。
「震災による大きな犠牲の下に得られた貴重な教訓を決して風化させることなく、後世に継承して参ります。防災庁を新たに設置し、世界一の防災大国にすべく力を尽くして参ります」
そうですね。いつもは政治や思想的なことに特にこだわりは無いのですが、ここは総理大臣も弊社と同じ思いを共有して頂けているようで安心しました。
30年前から
思い起こせばさらに遡ること今から30年前に発生した阪神淡路大震災から、私が災害に強い住まい造りにこだわるようになり、研究の結果RC住宅に注力するようになりました。
まだまだ力不足で、多くを供給出来るわけではありませんが、弊社は東京、日本を災害から守れるよう、RC造の防災住宅を1棟でも多くお届け出来ますように、これからも尽力して参る所存でございます。
復興事業の精査とこれから
記事では、福島市で行われた追悼式の後、石破総理は2026年度以降の5年間の復興事業について、それまでの5年間を「十分に超えるものとしたい」と述べたということ。
もちろん予算を付けていただけるのはありがたいと思いますが、ここは今一度これまでの復興事業がどのような結果になっていて、その有効性を確認したりしませんといけないのではないでしょうか。
高台に集団移転したこと、海岸線の高い防波堤、土地全体のかさ上げ、街づくりなど、以前からそこで暮らされていた人達にとって、本当に為になっているお金の使い方がされていたのかを検証してから、更なる支援をするべきなように思います。
観光資源や産業を守りながら、災害に強い街づくりを行いながら、次世代の人たちを誘致して持続可能な活気ある場所になるための投資をして欲しいものです。
日本を世界一の防災大国にするための第一歩が、RC住宅を1棟でも多く街に残すことですので、是非機会に恵まれたのなら、RC住宅をご検討ください。