台湾「ホンハイ精密工業」が日産の買収検討 日産はホンダと経営統合に向けて動き
自動車大手のホンダと日産自動車が経営統合に向けて動きを進めている件で、台湾企業の「ホンハイ精密工業」が日産の買収を検討していることが新たにわかりました。
関係者によりますと、ホンダと日産は来週23日にも経営統合に向けた協議に入るということです。
2024年12月18日 21時32分 日テレNEWS NNN
時代の流れ
なんとも時代の流れが激流すぎてついていけませんね。
ホンダと日産が経営統合って、企業文化は全く違いますし、これまでに作ってきたものも全然違いますので、どんな形になるのか不安と期待を感じます。
記事によれば、ホンダと日産はことし3月からEV=電気自動車の開発などでの協業の検討を始めていて、8月には三菱自動車も加わることを発表していました。
日産の業績が悪化したことから、経営改革を急いだとみられます。
電子機器メーカーも
また、家電メーカーの「シャープ」を買収した台湾の「ホンハイ」が日産の買収を検討していることもホンハイグループの幹部への取材で明らかになりました。
この買収案は、現在はホンハイでEV事業の責任者を務める日産の元副COO=最高執行責任者が提案したもので、日産のEV事業やAI事業を傘下に収める狙いがあるということです。こうしたことも、日産とホンダの経営統合への動きをあと押ししたと考えられます。と書かれていました。
次世代に生き残るために
確かに車業界でも、ここ10年くらいの変化は凄いスピードでガソリンから電気へ、また人からAIへと変化してきましたね。
それはグローバルな流れとして行かざるを得ないところだったと思いますし、いろんな大人の事情もあってのことですので、どのメーカーも懸命に対応してきたことと思います。
しかし、ちょっと前の情報では、すでに欧州の高級メーカーでEVの見直しと縮小をするとして方針の転換を発表していましたし、本当の未来像はまだはっきりと見えないように思います。
それでも日本有数の大企業では、同業他社との協業を進めながらでも、生き残りをかけて次世代を模索しているということなのでしょう。
消耗品ですか?
私が思うのは、これまで自動車を生産するために使われてきた資源は膨大な量に違いないと思いますが、そのほとんどが使い捨てで消耗されてきたという歴史があります。
本来ならば、自動車を消耗品としてはいけなくて、一度生産された自動車は最低でも30年程度使うことを義務化するなどした方が、実際には地球のためになるように思います。
もちろん経済的には3年程度で買い替えていただき、どんどん新しい車を作り続けることがみんなのメリットとなるに違いありません。
自動車産業もここからさらに構造的変革を求められるようになるかもしれませんね。
いずれは、家と自動車は資産として取り扱われるようになり、一度購入したものはメンテナンスしながら大切に長く使う、そんなことが常識になると良いと思います。
家を資産にするなら、住まいはRC住宅がお勧めです。