フレディ・マーキュリーに隠し子 新たな伝記で娘の存在が明らかに
1991年に亡くなったクイーンのフロントマン、フレディ・マーキュリーに、隠し子の娘がいたことが、新たな伝記で伝えられた。
2025年5月27日 17時30分 クランクイン!
趣味のニュースです
これはまたきっと世界中をビックリさせたニュースに違いありません。
ここでは芸能やゴシップ的なニュースは取り扱わないのですが、私が個人的に若い頃からファンだったクイーンに関することは、この場を借りて残しておきたいと思い、勝手ではございますが取り上げさせて頂きました。
フレディ・マーキュリー
同年代で洋楽を聴かれていた方では、ご存じの方も多いと思いますが、イギリスのロックバンド「クイーン」のボーカリストとして活動していた超有名なアーティストですね。
1991年11月24日、HIV感染症によるAIDSを発症のため亡くなってしまいました。当時45歳だったということですからずいぶん若かったと思います。
記事にもありましたが、フレディは同性愛者であることを公表していいましたので、今回ニュースになった隠し子の存在を疑う声が上がっているというのもわかります。
伝記が発売に
記事によりますと、DailyMailによると、これまでもデヴィッド・ボウイ、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズらミュージシャンの伝記を手掛けてきた作家レスリー・アン・ジョーンズが、9月に発売される新著『Love,Freddie:Freddie Mercury’s Secret Life and Love(原題)』の中で、現在48歳でヨーロッパに暮らす娘の存在を明らかにしたそうだ。ということ。
「B」さん
その中で、「B」と仮名で呼ばれるこの女性は、1976年にフレディが親友の妻と不倫関係を持った際に、予期せず授かった子どもだそう。娘の存在は、フレディ自身と両親、妹、クイーンのメンバー、そしてフレディの元恋人で、破局後も親しい関係を続けたメアリー・オースティンら、ごくわずかな人しか知らされていなかったといい、Bの母親も数年前に亡くなっているようだ。と書かれていました。
この内容はこれまで一切表に出ていませんでしたので、もちろん映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)にも書かれてはませんでした。
さらにBは、母親とその夫ともに暮らしたが、ツアーやレコーディングで留守にしている時も毎日連絡を取るなど、フレディも父親として積極的にBと関わり、秘密裡に莫大な遺産を遺したほか、Bの誕生から亡くなるまで綴り続けた17冊にも及ぶ日記も遺したそうだ。とのこと。
出生の経緯だけを見れば、決して許されることではないと思いますが、生まれたBさん本人には全く関係のないことですし、Bさんが責められるようなことでもありません。
フレディの人間らしさ
その後のフレディの行動やBさんとの関わり方を今回知ることが出来て、フレディが父親を感じることが出来ていたということに、少し嬉しく思いました。
これまでは自由奔放に生きてきた人というイメージを持たれていたと思いますし、ましてや同性愛者とのことでしたので、その子孫がいるとは想像もされていなかったと思います。
もしかすると、フレディの遺伝子がいつかまた世に出てくるかもしれない、そんな淡い期待も持たされる記事だったかもしれません。
ファンでよかった
記事によれば、 『Love,Freddie』の冒頭には、現在医療従事者として働き、子どももいるというBからのメッセージが掲載されているということ。
そこには、「フレディ・マーキュリーは今も昔も私の父です。私が生まれた瞬間から、15年後に彼がなくなる日まで、とても近しく、愛情に満ちた関係を築いていました。彼は私を慈しみ、献身してくれました。私の誕生の経緯は、多くの人の基準からしたら異様で、人の道に外れた行為であると見る向きもあるかもしれません。ですが、それが、父が私を愛し、面倒をみてくれたということを色褪せさせるものではありません。彼は私を、宝物のように愛して大切にしてくれました」と綴られているそうだ。とありました。
記事の限りでは、誰も不幸や迷惑を被っていないように思いますし、むしろフレディという人間をより深く知ることが出来て、知らなった誰かを幸せにしていたということですので、ファンとしては一層ファンになったことと思います。
また映画観ちゃおうかな。