タオルの捨てどきは? 天日干しだとバサバサになる? タオルにまつわる“4つのTips”
食器は割れると使えなくなってしまいますが、食器とは異なり、使えない状態がはっきり分かるわけではないのが「タオル」です。
タオルはいつまで使っていつ捨てればいいのか、よく分からない人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、タオルの捨てどきや正しい洗濯方法など、タオルにまつわるTipsをご紹介します。
2024年11月14日 20時15分 All About
タオルの寿命
確かにこれはベテランの主婦さん以外では、結構難しい問題かもしれません。
独身の男性諸氏では、え~!と思うような状態のバスタオルを何年も使っていたり、最近は女性でも洗濯もせずに使い続けているという人がいるとか、聞いたことがあります。
一方でベテランの主婦さんでは、比較的早いローテーションで1軍のフェイスタオルから雑巾へ、最後は切断の上使い捨てのウエスへと使われていったりすることでしょう。
捨てどきはいつ
今日の記事では、そんなタオルの正しい洗濯方法などが紹介されていましたので、情報を更新する意味でも確認しておきましょう。
まずはタオルの捨てどきはいつ?という件について。
記事に書かれていたのは、始めに言ってしまうと、タオルをいつ捨てるかは人によって考え方が違うものでしょう。例えば、バスタオルとして使っていたものが古くなったら、足ふきマットにしたり、枕に巻いたりと違う使い方をする人もいますし、小さく切ってウエス(汚れを拭き取る布)としてキッチンの油汚れ掃除に使う人もいます。使う人の考え方や環境によって変わってくるものです。とのこと。
まあやっぱりそうですよね。一般庶民レベルですとタオルだってもったいないと思ってしまいますので、なんとか使い切ることを考えてしまいます。
しかし、一般的なタオルの捨てどきについてご紹介しますと、タオルは長く使っているうちに毛羽やタオルの目が粗くなり、水を吸いにくくなります。お風呂上がり用のタオルなどであれば、吸水しなくなったら交換した方がいいでしょう。と書かれていました。
柔軟剤は使わない
次にタオルに柔軟剤は使わない方がいい?という件。
記事によれば、柔軟剤の効果としては、洗濯後にふわふわになることが挙げられます。ふわふわになる例として、タオルが挙げられることも多いでしょう。ふわふわのタオルは肌ざわりが良く、顔を埋めたくなるほどです。しかし、ふわふわなタオルが吸水性が高いというわけではありません。ということ。
いつ頃からなんでしょうか、この柔軟剤というものが世に出て来たのは。家事歴の浅い私にはわかりませんが、その柔軟剤に香料が添加されるようになり、次第にエスカレートして来たように思います。
そのことから、香害と呼ばれる被害を受ける人がいたり、中には化学物質の香料による健康被害を受けられている方もいらっしゃいますので、使用には十分注意が必要だと思います。
また、「吸水タオル」には、製品の注意書きに柔軟剤の使い方が書かれているものがあり、柔軟剤はタオルをコーティングするような効果があるので、コーティングしてしまうことによって吸水能力が低下するものもあるので注意しましょう。
天日干しは・・・
次はタオルは天日干しだとバサバサになる?の件です。
記事によれば、同じ種類の洗剤と柔軟剤を使って同じ洗濯機で洗濯しても、乾燥機で乾かしたらふわふわなのに、天日干しだとバサバサになると感じたことはありませんか。天日干しの場合、長時間の直射日光が強すぎるなどの理由によって、タオルがバサバサになってしまうことがあります。ということです。
日本人では、いまだに紫外線信仰というか、天日干しが最高で最善と信じ込んでいる人がいらっしゃいます。欧米では屋外に洗濯物を干していたいすると同情されてしまいますし、紫外線がモノを劣化させることを考えなければいけません。
天日干しの場合もできる限り短い時間で乾燥させることがポイントです。できる限りピンチで留めるなどしてタオルを垂らしたり、折る場合も片方を短く、片方を長くするようにして干したりすることで、短時間で乾かすことができます。
お酢を使ってたのね
最後は「柔軟剤代わりに酢を使う」は都市伝説?という件。
記事よれば、タオルを洗濯するとき、「柔軟剤の代わりに酢を使う」という節約技がありました。これは全くの間違いではないのですが、今はあまり通用しません。昭和の洗濯石けんはアルカリ性のものが多く、洗ったタオルはバサバサしていましたが、そこに酸性の酢を加えることで洗濯石けんが中和され、タオルが柔らかくなるという節約技でした。とのこと。
そんな裏技があったとは、初めて聞きました。現在は、多くの洗濯洗剤が中性から弱アルカリ性のものなので、酢の効果はほとんどありませんので、これは都市伝説として真似をしないようにしましょう。
一口にタオルと言っても、その取り扱いには少なからずポイントもありますね。タオルも家と同様に上手に長く快適に使えると良いと思います。