無いほうが便利!暮らしのプロが”あえて手放した”キッチングッズ3選
整理収納アドバイザーのhanaです。料理の便利グッズはいろいろありますよね。でも、持ち過ぎると「探す・取り出す」が大変になって逆に使いづらくなります。
特にキッチンはモノが溢れがち。厳選することで使いやすく生まれ変わりますよ。今回は、家事をラクしたい筆者がキッチンであえて持たないモノを3つ紹介します。
2024年5月23日 11時0分 michill
キッチンの諸問題
キッチン廻りに問題を抱えているご家庭は意外と多いものですが、その内容は千差万別で年齢や家族構成によっても違うものではないでしょうか。
そう言う私は全くお料理センスが無く、自らキッチンを使い倒すということはありません。しかし、その代わりに奥様のご意見はしっかりと聞いてきたつもりで、その蓄積された意見が設計にも活かされていると思います。
あえて持たないフライパン
今日の記事ではあえて持たない方が便利になるというものが紹介されていましたので、参考にしてみましょう。
キッチンであえて持たないモノ、1つ目は「卵焼きフライパン」。
記事によれば、卵焼き用の四角い形状のフライパンは、卵焼きが綺麗な形に焼けて、便利ですよね。でも、卵焼き以外の時は丸いフライパンの方が使いやすく、角が洗いにくいのもたまにキズ。ということです。
これは共感される方もいらっしゃると思います。子ども用のお弁当づくりがあるご家庭などでは、それなりに重宝されている道具だと思いますが、一定の時期を過ぎると使わなくなるものかもしれません。
記事の筆者さんは、5年以上前から卵焼きフライパンを持つことを止めました。でも、卵焼きは週2回ほど作っていて、その際使っているのは、さまざまな料理で使える直径20cmの丸くて小さめのフライパンだそうです。
あえて卵焼きフライパンを持つことをやめて、いつも使っている小さなフライパンで代用することで、コンロ下の収納スペースに余裕が生まれて快適。キッチンが使いやすくなりました。と書かれていました。
ラップの種類
次にあったキッチンであえて持たないモノ、2つ目は「サイズ違いのラップ」。
ラップの幅のサイズは、一般的に30cm、22cm、15cmがあり、サイズ違いで持っている方も多いですよね。でも、細長い箱型の消耗品は、ラップ以外にアルミホイルやオーブンシートなどもあり、サイズ違いで揃えると場所を取る上に在庫管理も大変。
確かに、私などは大は小を兼ねる的な発想もあるのですが、お茶碗一つに大きなラップを掛けるのもちょっと気が引けてしまうのは、私だけでは無いはずです。
筆者さんは、使用頻度が高く汎用性がある22cmだけを持っています。元々15cmは使っておらず、30cmはたまに使う程度。そのため今は、大きいサイズが必要な時は22cmを2枚合わせることで困ることなく使えています。ということでした。
これはワンサイズに絞ったことで、あれこれ迷わず手に取れますし、何よりキッチンスペースがスッキリ快適。在庫管理の手間も減ってラクになりますよ。と書かれていました。
詰め替え容器
そして最後はキッチンであえて持たないモノ、3つ目は「液体調味料の詰め替え容器」。
調味料を詰め替えて、同じ容器が並んでいると、美しいですよね。でも、容器を詰め替えるということは、調味料の数だけ詰め替え容器という「モノ」が必要です。また詰め替えは、移し替える作業、容器の洗浄、乾燥など、手間もコストもかかります。
そうですね、最近は100均に行けば各種の容器が取りそろえられていますので、目に付くところに置くものはなるべくオシャレな容器に入れておきたいと思いますね。
ところが、この容器もまたモノとして考えると、必要以上な詰め替えは無駄も増えるということです。
筆者さんは、調味料の詰め替えは、家事がラクになる粉末調味料に絞っています。塩、コショウ、片栗粉などの粉末調味料は、普段買っている袋のままでは使いにくいので詰め替えます。
一方、しょうゆ、みりん、オイルなどの液体調味料は、そのままの容器で使った方がラクなので、あえて詰め替え容器は持ちません。
詰め替え容器も「モノ」。必要以上に容器を増やすと、手間とコストがかかるだけではなく、モノが増えることになってしまいます。必要なモノだけに絞ると、家事がラクになりますよ。と書かれていました。
モノ選びにこだわる
記事にあったのは、キッチンの便利グッズは数多くあり、その分モノが溢れがち。でも、モノがあり過ぎると「探す・取り出す・しまう」に時間がかかって、逆に不便になってしまいます。今あるモノを厳選し、モノ選びにこだわることで、調理や片付けがラクになり、使いやすいキッチンに生まれ変わりますよ。ということでした。
お料理に対するこだわり加減や、その頻度、年齢など、キッチンを使う方それぞれに思うところがあるかと思いますので、何が正解ということではなく、ご自身が一番快適に過ごせる場所であって欲しいと思います。
記事でも、何が必要で何が不要かは人によって違うため、無理に手放す必要はありません。でも、「これは本当に必要?」「代用・兼用できるモノはない?」「なくしても問題ない?」という視点でキッチンを見回してみると、新たな「気づき」があるかもしれません。と書かれていました。
キッチンに関するお悩みも、是非お気軽にご相談ください。