「家が飛んでしまうのでは…すごい音だった」住宅全焼火災は“雷”が原因か…当時雷注意報が発令 静岡・伊東市
19日未明の住宅全焼火災で、住民は「雷が落ちた」と話しています。
19日午前0時過ぎ、静岡・伊東市で1人暮らしの女性から「雷が落ちて自宅が燃えている」と消防に通報がありました。
2025年3月19日 17時0分 FNNプライムオンライン
落雷は恐ろしい
なかなか恐ろしい事件というか災害です。
記事にあった近所の人は、「ドーンって、家が飛んでしまうのではないかというすごい音でした。この一帯停電して水道も止まって、外を見たら燃えているようだった。」と話されていました。
火は4時間ほどで消し止められましたが、木造2階建ての住宅がほぼ全焼しました。この火事によるけが人はいませんでした。ということです。
伊東市には当時、雷注意報が出ていて、警察と消防は落雷が火事につながった可能性もあるとみて詳しく調べていますとのこと。
雷火災と対策
実は雷による火災は、特に木造住宅が多い日本において、決して珍しいものではありません。雷が建物に直接落ちると、高温の電流が建材に伝わり、発火の原因となります。また、電気配線を通じて電化製品に過電流が流れ、火災を引き起こすこともあります。
今回の火災を受けて、雷から住宅を守るための対策が改めて注目されています。まず、避雷針の設置が効果的とされています。避雷針は建物の高い位置に設置され、雷を安全に地面に逃がす役割を果たします。これにより、建物自体への直撃を防ぐことができます。
さらに、雷サージプロテクターの導入も有効です。これは、電気配線を通じて流れる過電流を抑制し、電化製品の破損や火災を防ぐ装置です。特に雷が多い地域や、雷注意報が発令された際には、これらの対策を講じることで被害を最小限に抑えることができます。
また、雷が近づいていると感じた場合は、家電製品のコンセントを抜くことも効果的です。これにより、過電流による故障や火災のリスクを減らすことができます。ただし、雷が非常に近い場合は外出を避け、安全な場所に留まることが最優先となります。
燃えない家を
今回の伊東市での火災は、雷の恐ろしさと、その対策の重要性を改めて認識させる出来事となりました。自然災害は予測が難しく、その被害を完全に防ぐことは困難ですが、適切な対策を講じることでリスクを大幅に減らすことが可能です。私たち一人ひとりが防災意識を高め、日頃から備えることが、未来の被害を防ぐ鍵となるでしょう。
その第一歩となるのが、RC住宅に住むということ。燃えない家はもちろん雷にも強いので、急な天候の変化があっても安心して暮らせます。是非ご検討ください。