安さで選ぶとカビ&菌が部屋中に…加湿器で「スチーム式」「ハイブリッド式」を選ぶべき明確な理由
朝晩に空気が乾燥するようになり、加湿器の購入や使用を検討している人は多いのではないでしょうか。SNS上では「朝喉痛いから加湿器を買った」「最近寝起きに乾燥を感じることが増えた。加湿器つけて寝よう」などの声が上がっています。
2026年10月7日 8時15分 オトナンサー
加湿器はスチーム式がオススメ
ちょっと早いような気もいたしますが、すでに着々と湿度が下がってきていますので、のどや鼻でその違いを感じられている方もいらっしゃることと思います。
加湿器選びと言うところでは、私の個人的な経験則から、スチーム式を毎年オススメしています。
そこではあまり選択肢がないのですが、我が家では象印マホービンの加湿器を何十年も使っていて、すでに4台目くらいだと思います。
超音波式の注意点
記事では、部屋の空気に潤いを与えてくれる加湿器ですが、ネット上では安価な超音波式の製品より多少高価でも他の方式の製品を選んだ方がよいという情報があります。そこで、加湿器を選ぶ際のコツや使用時の注意点について、家電アドバイザーのパルテノさんに聞きました。とのこと。
まずは超音波式を使用する際の注意点が書かれていました。
「注意すべき点は衛生面になるかと思います。超音波式は、水を細かな霧にして放出する仕組みなので、内部が汚れていると、水に含まれる雑菌もそのまま放出することになりかねません。毎日水を替えて、容器をしっかり洗うことが大切になります。
ただ、ここでも問題があります。超音波式は内部構造が複雑なので、お手入れが大変な傾向にあります。雑菌によっては重度の肺炎(加湿器肺炎)を発症してしまうケースも見られるため、購入前によく調べることをおすすめします。
超音波式のデメリット
また加湿器にはある程度温度を下げる効果もありますが、スチーム式以外はあまり大きな差はないと考えてよいのではないでしょうか」とありました。
私も以前は安価な超音波式を使っていた時がありますが、ある日水を足す前にちょっと真剣に掃除をしようと思い立ったのが最後、その内部のカビや汚れを見てしまって、これを部屋中にまき散らしていたのか、とショックを受けたものです。
さらに、超音波式では水道水に含まれるカルキも一緒にまき散らすことがあります。気付いたときには、テレビやパソコン、各種家電製品に家具など。冬場の乾燥で静電気も多く帯電していますので、部屋中が白くなっていることもあるでしょう。
方法の違いとデメリット
次に書かれていたのは、「スチーム式」と「ハイブリッド式」の違いということです。
「お手入れのしやすさを重視する場合は、広口でフィルターのないスチーム式がおすすめです。こちらは主にお湯を沸かして加湿する仕組みになっており、構造がシンプルな製品が多いです。ただ電気代が月に約3000~4000円とやや高めです。また、うっかりするとやけどをする危険性もあります。
電気代を抑えつつ、お手入れも楽となると、気化式か温風気化式と呼ばれるハイブリッド式のものが良いと思います。気化式は加湿フィルターが水を吸って風を当てて加湿する方式になりますが、ハイブリッド式はさらに温風を当てることができます。加湿もしっかりできて、電気代も月に1500円前後に抑えられるので最もバランスが良いかもしれません」とありました。
もしかするとスチーム式の唯一の欠点が、ちょっと電気代がかさむということかもしれません。もちろんこれは実際に熱でお湯を沸かしていますので、それ相応に電気代も必要になるでしょう。
ただ、もう一方のハイブリッド式もその構造から、お掃除に手間が掛かることと、衛生面では少々不安が残るように思います。
正しい設置場所
最後に書かれていたのは、加湿器の正しい設置場所ということ。
著者さんによれば、「設置場所は部屋の中央寄りで、吹き出し口に障害物がない場所がベストです。部屋の中央に置けなくても、湿った空気が広がるスペースを確保できる位置であればOKです。
一方で避けるべき場所は窓やカーテンのすぐそば、そしてテレビやパソコンなど電子機器の近くですね。あとはエアコンの風が直接当たるような場所でしょうか。本体の湿度センサーに霧が当たってしまう位置だと、湿度の自動調節がうまく働かないケースがあるので注意しましょう」と書かれていました。
加湿器ですから、当然に湿気が放出されますので、そばに布や紙などがあれば吸湿してしまうでしょうし、断熱性能の低い家では、結露と直結してしまいますので、注意が必要です。
これも毎回お話ししていますが、湿度も高ければ良いというわけではありません。あくまでも適正な湿度をキープしなければいけません。
まさに過ぎたるは及ばざるがごとしの精神を守って頂けると良いと思います。
温度と湿度をしっかりと管理して、これからの季節も快適にお過ごしください。






