今後の住宅ローン金利、日銀の植田総裁が言及…「大幅に上昇するとはみていない」
日本銀行の植田和男総裁は21日の参院財政金融委員会で、マイナス金利政策の解除後も「住宅ローンを含む貸出金利が大幅に上昇するとはみていない」と述べた。
2024年3月21日 17時34分 読売新聞オンライン
なるほど。
皆さん本当に気にされているのか、または例によってメディアが騒いでいるだけなのか、わかりませんが、実際に住宅ローンやアパートローンなどの借入をされている方達にとっては、やはり気になるところですよね。
そんな中で植田総裁のコメントは、少しは安心して頂けるものではないでしょうか。
いつもお話ししているように、現在がとにかく底の状態ですので、そこからさらに下がることはありませんし、それが良いことではないということもわかっていると思います。
問題はどのくらいの負担が増えるのかですが、そのスピードと幅がこれまでの生活を脅かさない程度で有れば、ある程度許容しなければいけないのかもしれません。
記事によれば、日銀が19日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の終了を決めた後、植田氏が国会で答弁するのは初めてとのこと。
そこでの植田氏は、「政策変更による短期金利の上昇は0・1%程度にとどまる。先行きも当面、緩和的な金融環境が継続する」と述べ、今後も金利は低く推移するとの見通しを示した。国債の買い入れについては、「これまでと同程度の金額で買い入れを続け、日銀の国債保有残高はおおむね横ばいで推移する」と語ったそうです。
繰り返しになりますが、何か早急に対応が必要ということではないと思いますが、こればかりは自己判断で対応をご検討ください。