知ってる?! 省エネや脱炭素で注目の高断熱リフォーム
脱炭素社会の実現に向けた動きが加速するなか、既存住宅の柱や基礎部分、壁などを可能な限り生かして再生するリフォームが見直されている。
中でも断熱性能を高めて室内の暑さ、寒さを和らげる「断熱リフォーム」は、昨今のエネルギー価格高騰の影響もあり、省エネ意識の高い層から注目されている。
2023年7月26日 9時0分 産経新聞
建物は断熱が命です
記事を読み進めてみると、何のことはない大手リフォーム業者さんの記事広告のようでしたが、それは別にしても、全国的に断熱を目的にしたリフォームが増えているのは確かだと思います。
と言うのも、弊社でも取り扱っている「こどもエコすまい支援事業」では各種補助金が用意されていますが、その補助金の予算に対する補助金申請額の割合が80%を超えたとのアナウンスがあったばかりなんです。
今年度の予算は確か1500億円だったでしょうか、それが3月末になってから申請受付が始まって、4ヶ月ほどで80%を超えてしまいましたので、その人気ぶりがわかりますね。
そっくりさんも高断熱
記事にあった、リフォーム工事で新築そっくりになると言う謳い文句の大手財閥系業者さんでも、新築住宅と同等の断熱性能に向上させる「高断熱リフォームプラン」を、昨年からは耐震補強と同時に太陽光パネルと蓄電池を導入できるプランも展開しているそうです。
上記の業者さんでは、リフォーム費用は住宅の状況や工事内容にもよるが、同社の場合、建て替え費用の50~70%程度。政府や自治体による支援が得られる例もあり、昨年以降はフルリフォームをする人の約4割が、高断熱リフォームを選ぶとか。
記事によれば、部屋やフロア単位の施工も可能で、断熱材を入れたり、気密性の高い窓を設置したりすれば、開放感のある吹き抜けもつくれる。利用者からは「部屋の温度差がなくなり快適になった」「光熱費が下がった」などの声があると書かれていました。
さすがなかなか上手い記事ですね。もちろん高断熱リフォームは非常にコストパフォーマンスの高い投資だと思います。かけた費用の分は間違いなく体感出来ますし、光熱費の削減が実現出来るでしょう。
補助金利用がオトク
さらに、冒頭にも書きましたように、政府の補助金などを利用できれば、それなりにお得にリフォームすることが可能です。
マンションなどの共同住宅の場合はリフォーム一択だと思いますので、とにかく外部に面する壁やサッシ等の開口部に予算をかけることをオススメします。
一方で一戸建て住宅の場合は、リフォームか建て替えかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
リフォームか建て替えか
こと木造住宅の場合は法定耐用年数の22年を超えてきますと、年数相応のダメージが表面化してきますし、元々の気密性能と断熱性能が低い建物も多いので、この弱点を補う効果も大きいと思います。
ただし、リフォーム工事の場合で気を付けたいのが構造に関する部分で、骨組みがしっかりと耐震補強されなければ、せっかくのリフォームも片手落ちと言わざるを得ません。
また、リフォーム工事を依頼される際には、リフォーム専門業者や各種専門工事業者さんよりも新築にも対応できる建築全般の知識と技術を持ち、行政の許認可を受けた工務店で、しっかりとお客様のご要望を受け止められる会社さんが良いと思います。
もちろん弊社でも大型リフォーム工事のご相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。
リフォーム工事のご相談もお気軽にお問い合わせください。