【風水】新築・引越しで気にする人は3割未満 – 最も取り入れられているポイントは?
AlbaLinkは6月20日、「家の購入・引越しで取り入れた風水に関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月19日~24日、家の購入や引越しの経験がある男女500人(女性282人/男性218人)を対象にインターネットで行われた。
風水を気にした?
「家の購入や引越しの際に風水を気にしましたか?」と質問したところ、「とても気にした」はわずか4.0%。「多少気にした」(21.8%)と合わせても3割にも満たなかったが、男女別にみると、男性21.6%、女性31.5%と女性の方が10%ほど高いよう。
2023年6月21日 15時25分 マイナビニュース
風水とは
風水とは、中国四千年の経験にもとずく思想であり、経験則、または学問というべきものではないでしょうか。
ですので、これを単に占いのようなものだと思ってしまうと、ちょっと違うように思いますし、これに縛られるということもあってはいけないのではないでしょうか。
しかしながら、人間の長い歴史の中で、地理的要因の影響も含めた生活の知恵という意味では、一定の参考に値する指摘もあったりします。
どこまで気にするか
記事にもあったように、それに取り憑かれたように厳粛に受け止めてしまう方も少なからずいらっしゃいますが、もちろんそれはそれでご家族皆さんが納得されていれば、問題ありません。
さらに記事によれば、風水を気にする理由については、「親がよく言っていたから」「聞いてしまったら気になった」「一生住むので、幸せな家にしたいと思っていたから」「鬼門については、精神的に配慮しないと気持ち悪い」といった声があったようです。
全く気にしない
一方で「風水を気にしなかった」人からは、「信じていないので」「風水よりも、間取りに合わせたレイアウトや自分の好みのインテリアにする方が、日々幸せな気持ちで生活できる」「会社からの距離や賃料を優先」「父が風水を気にしていたが、父に良いことがなかったので」といった声が寄せられていたそうなので、ちょっと寂しい感じもいたします。
取り入れ方もいろいろ
次に、実際にどのような風水を取り入れたかを教えてもらったところ、「間取り・部屋の向き」(45人)が1位となっていました。
続く2位は「置物の配置・種類」(43人)で、「鬼門とされる方角に観葉植物を置きました」「自分の部屋にサンキャッチャーをつるした」など、“置くといい”とされているものを取り入れる人も多いようです。
続いて3位には「壁・インテリアの色」(32人)がランクイン。「居間のカーテンは安らぎのブルーに」「カーテンの色を方角によって変えた」など、カーテンの色で手軽に調整する人が目立ったほか、「家のまわりに風水で良いとされている色の花を、方角にあわせて植えています」という人もいらっしゃったとか。
以下、4位「家具の配置」「掃除や片づけ」、6位「鏡の位置」と続いたということです。
日本の家相と建築士
この風水をもとにしたのではないかと思う「家相」という学問が、日本では独自に進化してきた歴史もあります。
こちらは主に家の配置や間取りを鑑定して、少しでも快適な住まいにするべくアドヴァイスを行うものだと思いますので、実は今で言うところの建築士の仕事内容なんですね。
建築学もさることながら、科学や統計、生物学なども含めて、人類の知能が限られていた時から、きっと誰かがコツコツと書き記したデータが、これらのジャンルになったのだと思います。
と言うことは、私たち建築士が学んできたことや、多くの経験値を踏まえた間取り作成やご提案は、風水や家相を超えるクオリティに違いありません。
幸せになるために家を建てるなら、是非お気軽に弊社までご相談ください。
住まいに関するご相談は是非RCdesign一級建築士事務所へ。