危険な暑さで各地に“異変” ひまわり満開・セミ鳴き声・コメ育つ田んぼの水は「熱っ!」卵は“サイズが小さく”価格高騰
6月最終日、都心では6月として13日目の“真夏日”となり、記録を更新しました。危険な暑さが続く中、影響を受けるのは人間以外にも…。高騰するコメが育つ田んぼでは水温が上がり“お風呂状態”に。養鶏場では卵の大きさに変化が…。
2025年7月1日 0時49分 TBS NEWS DIG
今年も後半戦
気がつけば今日から7月になっていましたね。
本当に早いもので今年も折り返しとなりました。後半戦も張り切って参りましょう。
とは言うものの、いきなり腰を折る暑さとなっていますが、いかがお過ごしでしょうか。
■東京で真夏日“6月最多”
記事によれば、暗くなっても続く暑さ。東京・新宿は午後7時で28℃です。日中、厳しい暑さを受け続けた団地の外壁をサーモカメラで見ると…真っ赤です。
住民「午後になると、西日が地獄です。夜はエアコン28℃くらいに設定して、朝までつけっぱなし」
当然、昼の気温はさらに高く、東京都心の最高気温は33.2℃。これで6月に東京都心が30℃以上の「真夏日」となった日数は13日目となり、6月の観測史上最多となりました。とありました。
エアコンの使い方
いやいや、今の時期はお部屋のエアコン設定温度は26°Cが正解で、もちろん24時間つけっぱなしの連続運転を行なってください。
この使い方でも、一定以上の断熱性能と気密性能があれば、光熱費はびっくりするくらい低額で済むでしょう。
体温越え
一方ですでに梅雨明けをしている地方では、兵庫県・朝来市では37.3℃と6月の観測史上、最も高くなったほか、京都府福知山市でも37.8℃。とも書かれていました。
体温を超えますと、流行の空調服も温風を送り込むようになりますので、必ず保冷剤などで温度を下げた風を送るようにしましょう。
各地で続く厳しい暑さによる異変も…
続いて記事にあったのは、愛知県の観光農園で満開になった30万本の「ひまわり」。11の畑で段階的に開花させる予定でしたが、この暑さにより一気に3つの畑が満開になったのです。
観光農園花ひろば園長「(例年こんなことは)ないです。梅雨で雨が降って太陽がないので、咲かないで困ることはあるが、咲いて困ったことはない」とのこと。
また、セミも続々と羽化。抜け殻などが各地で見つかりました。まるで真夏の光景ですが、人間にとっては危険な暑さです。
熱中症にご注意
東京消防庁によりますと、都内では30日、68人が熱中症の疑いで救急搬送されました。このうち50代と60代の男性2人が重症です。
やはり年齢が上がってきますと、暑さにも弱くなるようですね。高齢者では体感温度のセンサーも鈍くなってしまい、実際の気温や体感温度を感じることが出来なくなってしまうことも多いようですので、強制的に休憩をとるようしましょう。
今年の夏もまだまだこれからです。どれだけの記録が更新されるのか、今から楽しみです。(>_<)