“10年に一度レベル”花粉の大量飛散…量は去年の12倍「非常に多いどころではない」
“10年に一度レベル”と言われる花粉の飛散が、ピークを迎えています。飛散量を測定する現場からは、「非常に多いどころではない」と悲鳴が上がっています。
■来週から“脱マスク”? 街の人の対応は…
花見客:「とってもきれいです、来て良かったです」
東京・上野の“早咲きサクラ”に集まった多くの人々。来週、マスクの着用が「個人の判断」となりますが、マスクを取るか取らないか、皆さんの対応を聞いてみました。
2023年3月6日 11時34分 テレ朝news
花粉症ゼロ
確かある政治家さんは、花粉症をゼロにするというような公約をされていたように記憶していますが、そんなこと本気で出来ると思われていたのでしょうか。いや、公約するほどだったとすれば、何らかの根拠があっての発言であって欲しいと思います。
いや、花粉症を政治家さんのせいにするつもりはないんですけど、すでに心身共にお疲れの方も多いのではないかと思って、皆さんの声を代弁させて頂きました。
花粉計測
記事にあったのは、神奈川県自然環境保全センターで研究員をされている方のお話しです。「ここからちょうど見えるスギ林です。県内の調査では、過去26年間で最高の値が出ていまして、非常に花粉が飛ぶというのが予測されています」ということでした。
この場所は神奈川県厚木市にあるスギ林で、計測器が設置されていて一日ごとの花粉の飛散量が調べられているそうです。
まず屋外に24時間置かれたスライドガラスを回収します。染色液で紫に色付けされた花粉を、顕微鏡で数えていきます。この丸い物体が「スギ花粉」です。
主任研究員さん「(Q.カチカチとずっとなっていますが?)1個が花粉の数ですので」計測はなんと手作業。スギやヒノキなど花粉の種類ごとに手間をかけて数えます。
その結果、1平方センチメートルで換算すると、2748個となり、去年のおよそ12倍の飛散量となったということでした。
これには主任研究員も「2800いってますので、非常に多いどころじゃないですね」と驚きのご様子です。
もうね、多少数が多かろうが少なかろうが、ベテランの花粉症患者では大して症状に差はありません。もう始まってしまったからには、戦いを続けるしかありません。
風が吹けば桶屋が儲かる
記事にあったお話しでは、住宅設備の交換サービスを取り扱う会社では、花粉対策で「部屋干し」に切り替える人からの問い合わせが急増しているということでした。
業者さんの話では、「普通の換気扇から乾燥機の交換が多いので。外は花粉が飛散しているので、室内は安全だと思います」とのこと。浴室の換気扇を乾燥機に変更した人は、去年に比べ2割増えたそうです。
そもそも、洗濯物を日光に当てて乾燥させようということ自体が、時代ではないですし、百害あって一利なしな行動なんですけど、さらに洗濯物に花粉をまぶしてしまったら、本当にいいことはありません。
本来なら、先進国で経済大国の国に暮らしているならば、洗濯物を日光に当てるような干し方はNGということを、ご理解頂きたいと思います。
どんな季節でも、家では快適に暮らして欲しいと思いますので、是非RC住宅をご検討ください。
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