立ち寝できる快眠ボックス「giraffenap」が出た!オフィスの立ち寝仮眠が当たり前の時代?
家具建具などに使用する合板素材を扱うメーカー・広葉樹合板は、家具メーカー・イトーキと共同で、立ち寝快眠ボックス「giraffenap」(以下、ジラフナップ)を発表しました。
イトーキが取得した開放特許をもとに、広葉樹合板が製品化したというこの立ち寝ボックスは、小型公衆電話ボックス程度のスペースで、立ちながら仮眠を取ることを可能にします。
2023年8月2日 6時0分 GetNavi web
お昼寝は大事
確かにお昼寝の効果については、以前から言われているように午後のパフォーマンスが上がるとか、集中力が持続するとか、概ね良いこととされていますね。
私も50歳を過ぎたあたりから、昼食後にはなるべく10分でも目を閉じているようにしていますが、そのおかげで午後もかろうじて人並みに働くことができています。
これまで社会人のお昼寝といえば、デスクに突っ伏した格好が定番だと思うんですけど、今日の記事にあったのはなんと立った姿勢で寝ることが出来るとか。いったいどのようなものなのでしょうか。
実際の画像はこちら
早速ネットにあった画像をお借りしてきましたのでご覧ください。
完全に立った姿勢というよりは、立った姿勢に近いイスとテーブルが備え付けられているような感じです。
記事によれば、ジラフナップのコンセプトは、「立ったまま最高の休息を」。立ちながら短時間の睡眠をとるキリンの英名と、短時間の昼寝を指すパワーナップという語を組み合わせて名付けられました、ということ。
さらに、ジラフナップ内で寝るときの体勢は4点支持。足裏、すね、お尻、頭に当たる4つのパッドが、立ちながらでもリラックスしながら寝れる姿勢をサポートしますということでした。
姿勢が大切
そしてこの睡眠姿勢は、北海道大学と台湾国立成功大学との共同研究で、軽い寝息を立てる程度の睡眠状態を実現する、リラックス効果のある姿勢として評価されています。一方で、熟睡しすぎる姿勢ではないため、20分程度の仮眠をとり、すぐに仕事に戻るといったシーンには最適だといいます。
記事にもあったように、ジラフナップを設置するのに必要なスペースは、小型の公衆電話ボックスと同程度。ベッドを設置する場合に比べて、約半分のスペースで仮眠環境を導入できるということです。
製品のデザインは、近未来を感じさせるスペーシアと、森のなかをイメージしたフォレストの2通りのラインナップがあり、内部には調光可能な照明と、充電に使用可能なUSBジャックを備えているとか。
空気環境も大事
記事によれば、より快適な仮眠環境を提供するため、空気清浄にも配慮しました。換気部に不織布製のガス交換膜を設置し、酸素を内部に取り込みながら、二酸化炭素やホコリをシャットアウト。なお、内部に溜まった二酸化炭素の外への排出は行われるため、室内の空気環境は常に清浄に保たれるそうです。
うん、ちょっと使ってみたくなってきました。ご同輩の多くは過去に24時間戦うことを良しとして、これまでの社会人生活を送られてきた方も多いと思います。
そんな皆様には是非導入していただき、更なるご活躍に期待したいところです。一方で時代は変わってライフワークバランスを第一に考えることとなりましたので、働き方改革を進めなくてはいけません。
そうなると、仮眠なんてしている時間は無く、限られた時間でより最高のパフォーマンスを発揮することが求められますので、この装置も必要なさそうですが、むしろ20分程度の仮眠によってより良い結果につながるものと考えられます。
がんばりましょう
ただ、弊社には電話ボックス程度の余分なスペースも残されていませんので、設置は難しそうですね。残念。
ちなみに、ジラフナップの発売時期は、2023年12月末~2024年1月と発表されているそうですが、価格等についてはまだ明らかになっていないようです。
猛暑続きでバテ気味なことと思いますが、夏休みまでもう少しですので、カラダに鞭を打って頑張りましょう。
疲労回復のすすむ住まいなら、RC住宅がオススメです。