片付けない家族への「効果的な一言」で家じゅうすっきり。成功のカギは予告
「家族が片付けに協力的じゃない…」「どうして部屋が散らかったままなんだろう」という、片付けのお悩みを解決します。整理収納アドバイザーとして、数多くの散らかった家の片付けをサポートしているおまいさんは、「声かけのタイミング」が重要と話します。なかなか片付けない家族に対する効果的な声のかけ方について教えてくれました。
2025年4月17日 20時0分 ESSE-online
ママのご機嫌
これはなかなか目の付け所が素晴らしいですね。
奥様方の日々のイライラ、家族と交わることの無い感情、そんな時期を過ごされている方も多いことと思います。
家族が多ければそれだけ荷物やモノが日々増えていきますので、ちょっとの片付けでは追い付かないくらいですよね。
それがプライベートなスペースならまだしも、リビングやダイニングに出しっぱなしとなっていては、視界に入るだけでも嫌なものですが、そのせいで食事が出来なかったり、くつろげないということだと、奥様にお叱りを受けても当然だと思います。
しかしながら、そもそもお片付けの苦手な私達は、そのタイミングも独特なのかもしれません。気付いたとき、次の何かのタイミング、数日内に使う予定がある、全てが言い訳しか聞こえないかもしれませんが、それでも一応認識はあったりするんですね。
片付けはどんな時
さて、まず記事にあったのは、あなたが普段家族に「片付けてほしい」と伝えるのは、どんなときですか?
・食事をつくっていざ食卓に置こうとしたら、テーブルの上がぐちゃぐちゃだったとき
・就寝前、疲れきっている状態で散らかった部屋を見てイライラしたとき
・帰宅したら部屋が散らかっていてげんなりしたとき
など、心当たりはありませんか?
しかし、こういうタイミングで「片付けてほしい」と言っても、家族はなかなか動いてくれません。それに、仮に動いてくれたとしても、「ママ(妻)が怒っているから」というような、その場しのぎの片付けになってしまうんです。ということ。
確かにです。ママに対する家族の印象は「感情的に怒っている」「ご機嫌がナナメ」などという不本意なイメージを持たれてしまうように思います。
そんなネガティブなイメージの会話では、良いコミュニケーションになるはずもありませんので、せっかくのお片付けもどこか中途半端になっているかもしれません。
「片付けるタイミング」は人それぞれ違う
記事によれば、なぜかというとそれは「自分が片付けたいタイミング」でしかないから。そもそも同じ空間に住んでいたとしても、「片付けよう」と思うタイミングって人それぞれ違います。
たとえば、あなたが楽しみにしていたドラマを見ているときに、「家をすっきりさせたい!」とは思いませんよね。なんなら、そんなときに「ママ、シンクにコップがたまってるから片付けて!」って言われたら、「確かにたまってるけど…それ、今じゃないといけないの?」って思いませんか?
家族も同じです。確かに散らかしたのは家族かもしれない。でも、ロボットじゃないから「使ったら戻す」が毎回できるわけじゃない。「片付けて」と言われてすぐ動けるとも限らない。家族には家族のタイミングがあるんです。ということなんですね。
きっと目から鱗が落ちたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。これまでは怒られたから仕方なく片付けていたという人も、少し言い方を変えて頂くことでより正確に期待に応えることができるようになるかもしれません。
予告つきのお願い
記事にあったのは、家族に片付けをしてもらう秘訣は「予告つきのお願い」
家族それぞれのタイミングがあるからこそ、自分の気分で突然片付けをさせようとせず、アポを取るようにお願いするのがコツ!だそうです。例えば、
・「あと30分でご飯だから、それまでにテーブルの上、片付けてほしいな」
・「10時に出発するけど、気持ちのいい空間に帰ってきたいの。出発までに自分のタイミングでいいから片付けお願いできる?」
こんなふうに「時間の猶予を持たせて伝える」と家族も動きやすくなります。ぜひ、試してみてくださいね。と記事には書かれていました。
これならポジティブかつ建設的なコミュニケーションですので、家族の間にも良い空気が流れそうですので、該当されるご家族では是非一度お試し頂きたいと思います。