こんなはずじゃなかった… 注文住宅を建てた主婦が後悔した「家を建てる前のNG準備」
注文住宅を建てたいと思ったら、「CMで見たハウスメーカーのモデルハウスを見に行こう」「資料だけ請求してみよう」と考えるかたもいるのではないでしょうか。
実はどちらも、家を建てたいと考え始めたばかりのかたにはおすすめできません。
2024年5月20日 20時45分 ananweb
注文住宅とは
記事を目にしてちょっと違和感を覚えたのは、注文住宅を建てるという行為をどのくらいの人が理解しているのだろうか、と思いました。
例えば、ローコストメーカーの規格型住宅というものでは、おおよそ決まったプランから予算に合わせて提案されるものですし、ハウスメーカーの建物でも何かと制約が多く、オーナーの思いを実現出来ないというのは、注文住宅とは言えません。
オーナー家族が実現したいライフスタイルや生活を、各種制限やご予算の中で最大限実現するのが注文住宅ですが、その事業をより良い結果にするのは、オーナー様の想いと情熱、知識、寛容さなどが必要なように思います。
NGな準備
記事によれば、NGな準備とOKな準備、それぞれ3つ提案されていましたので、注文住宅を建てたいというご家庭にはぜひご参考にして頂きたいと思います。
NG準備1.下調べせずに住宅展示場に行くこと
これも著者さんの経験談として、下調べはほぼしておらず、各ハウスメーカーの特徴や注文住宅の相場感などについても無知な状態で展示場に行った結果、一気にたくさんの情報が入ってきて混乱し、良し悪しの判断がしづらくなってしまったということ。
また、営業担当に関しては巡り合わせではありますが、住宅展示場へはある程度家づくりに関する知識をもってから行くことをおすすめします。と書かれていました。
NG準備2.気軽な気持ちで建築業者の資料請求をしてしまったこと
軽い気持ちで手当たり次第に資料請求をしてしまうと、電話やメールによる営業への対応に追われることになります。「とりあえず資料だけ」と安易に請求をすると、後悔するかもしれません。
自分の要望に合った間取りをさまざまな建築業者から一括請求できるサイトもありますが、家づくりのイメージがあいまいな段階で利用するのはNG。
NG準備3.建築業者に見積もりをもらってから予算を検討したこと
せっかく注文住宅を建てるなら、理想をつめこんだ家にしたいと思うのは誰しも同じですよね。ただし、予算オーバーなら諦めなくてはならないことも。家にどのくらいお金をかけられるのかは、とても重要です。注文住宅を検討するなら、予算は早い段階で家族と話し合っておきたいですね。
OKな準備
一方で、記事ではOKな準備にも触れられていました。
OK準備1.家にかけられる予算を考える
住宅ローンを組む予定なら、各金融機関ホームページの住宅ローンシミュレーションをやってみるとよいでしょう。現在の年収などの情報を入力するだけで、住宅ローンの限度額がわかります。
家づくりを検討し始めたらすぐに、将来の教育費・老後資金などとのバランスも考えながら、おおよその予算を計画したいですね。
OK準備2.情報収集をして理想の家をイメージする
書籍や住宅情報誌などの間取り事例を見て、理想に近いものをまとめておくとよいでしょう。建築業者に要望を伝える際に役立ちます。また、こだわりたいポイントや理想の暮らしを家族で話し合うことも大切です。
OK準備3.理想を叶えられそうな建築業者・土地を探す
家族の理想の家をイメージできたら、実現できそうなハウスメーカー・工務店に絞って、見積もりを依頼しましょう。
誰と造るか
以上がOKな準備ということでした。
やはり、注文住宅は誰と造るかという点が一番重要で、どれくらいオーナー家族の想いを理解することが出来ているか、そこにプロとしてのご意見をしっかりとご提案することが出来るか、さらにタイムリーなコスト感を持っているということも大切ですね。
家を建てたいと思ったら知ることから!
「注文住宅を建てたい」と思ったら、まずは家づくりのお金や業者の特徴などを自分で調べて、知ることから始めてみるとよい、とも書かれていました。
一定の勉強時間を超えてしまうと、家を建てるならRC住宅にしたいと思うようになると思いますが、それはしっかりと勉強することが出来た結果ですので、素直に従った方が良いと思います。