片づかない家で「絶対に捨ててはいけない」書類3つ。ないと大損することも
食器、雑貨、衣類など、終活に向けて整理を始める方もいる50代。様々な書類も整理して身軽な60代を迎える準備をしておきたいところ。「一見不要に見えても、あとになって必要だった!
という書類もありますので注意が必要です」というのは、ライフオーガナイザー・ファイナンシャルプランナー・家計アドバイザーの下村志保美さん。詳しく教えていただきました。
2024年10月28日 20時0分 ESSE-online
片づけの得意不得意
まあ世の中の流れと言いますか、流行りのようなところもありますし、失敗しない段取り上手な方には、参考になりそうな記事ですね。
もちろん家の中がモノであふれかえっているのは避けたいですし、できれば片付いている環境が望ましいのですが、片付けが苦手な人にとってはその状態を維持するのも大変なことに違いありません。
今日の記事で紹介されていたのは、そんな片付けの苦手な人でも勢い余って処分してはいけない書類があるということが紹介されていましたので、知識として残しておきましょう。
捨てたらダメ①
では早速一つ目はこちら。
1:保険証券は原本があった方がいい
ペーパーレス社会ですが、紙のまま取っておきたいのは保険証券。処分してしまっても保障内容が無効になることはありませんが、保険の見直しの際や、もしものときに家族が確認するためにあると便利。再発行も可能ですが、手間と時間がかかります。わかりやすい場所に保管しておきましょう。
一方で年金手帳は令和4年から廃止され、なくした場合は代わりに基礎年金番号通知書が交付されます。ねんきん定期便や、毎年の保険の契約内容のお知らせなどは内容を確認したあと、古いものから処分しても問題ありません。と書かれていました。
確かに、最近は各種保険の更新時でも、紙の証書ではなくウェブ上で確認してくださいというケースが多くなっていましたし、他にも契約自体をネット上で行うことが増えてきましたので、今後は一層紙の書類が少なくはなっていくでしょう。
捨てたらダメ②
次の記事はこちら。
2:直近7年分の預金通帳で相続に備える
相続発生7年前に贈与があった場合、生前贈与加算の対象となりお金の流れがわかる資料として通帳が必要になることがあります。
もちろんこの場合、難しいのは「相続発生前の7年」であるということ。いつ相続が発生するかはだれにもわからないので、直近7年分の通帳は残しておいた方がいいということになります。とのこと。
一般家庭ではどのくらいの通帳が残っているのでしょうか。もしかすると更新したら古いものはすぐに処分するという家庭もあるように思いますので、今後はちょっと意識して保管して頂いた方が良さそうですね。
捨てたらダメ③
最後はこちら。
3:不動産売買契約書は、不動産の売却時に必要
持ち家の場合、取っておきたい書類。とくにこの中で不動産売買契約書は不動産売却時に必要になってきます。
家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査/金融広報中央委員会・令和2年)によると、50代のもち家率は71.9%とのこと。そしてこの時期に住宅ローンを完済させる方も。と書かれていました。
流石に不動産売買契約書や重要事項説明書などを処分してしまう人はいらっしゃらないかと思いますが、お片付けの時に勢い余って、というケースもあるかもしれませんので、くれぐれもご注意くださいね。
如何だったでしょうか。捨ててはいけない書類をご確認頂けたかと思いますので、まずは今現在どこに保管されているかを確認することから始めてみてはどうでしょうか。
日頃からコツコツと
最後に記事に書かれていたのは。
書類の持ちすぎに注意!厳選することが重要ということ。
書類整理の目的は、必要なときに必要な書類がすぐに見つかること。今回お伝えした3つの書類についてをご参考に、あとは仕事や学校の書類を必要に応じて残しておく。古い学校のプリントやチラシ類、使っていない家電の取扱説明書など、不要な書類から整理を進めていってくださいね。とありました。
私も身の回りの書類が少しでも減らせるように努力をしたいと思います。