「帰省時にチェックして!」→実家のタコ足配線、ホコリまみれで火災の危険 電源タップ今だに「ナショナル」と恐怖の声も
「この夏に帰省する人は、実家のコンセント周りチェックしてくるといいかもって話。最近は高齢親もスマホ使ったり子どもからスマートウォッチ贈られたりするパターンが増えてるし、家にWi-Fi設置してたりするけど、既存のコンセントが足らなくてどんどんタコ足化してるかも。まさにうちの話なんだけど」
2023年8月10日 6時55分 まいどなニュース
ナイスなキャンペーン
これはなかなか良い運動というかキャンペーンになるのではないでしょうか。
私の両親が暮らす家でも、ちょっと時間が空いてしまい久しぶりに訪れると、延長コードが増えていてその先で携帯が充電されていたり、やはり同様に古いタップが使われている箇所もありますので、定期的な点検と確認が必要だなと実感しています。
体験談
記事にあった著者さんは、夫の母親が暮らす家で、複数のタコ足配線を発見したそうで、その時の書き込みが下記の内容だったということ。
「うちは先日、義実家(超古い木造で高齢義母独居)に防犯カメラを取り付けたので、ついでにコンセント周りのチェックしたんですよ。そしたらすごいタコ足配線な上に埃が積もっていて、ヒェッてなった。高齢親の場合、物持ちが良かったりするもんだから、「コンセントたりない→増やそう」って引っ張り出してくるのが、とにかく古いやつなんだよね。Nationalロゴのやつとか現役で稼働してた」。
多い共感
これには共感される方も多かったようで、そんな注意喚起に、ほこりが溜まっているのを発見した人たちだけでなく、「うちにもナショナルがやまほど」という声も多かったようです。
確かにNationalやナショナルのロゴを発見したらちょっと驚きますけど、少し嬉しくもあったりするのはノスタルジーと収集癖のある方だけかもしれません。
電気で火災が増加
記事にもありましたが、総務省消防庁の発表によると、電気器具類が発火原因の火災は増加傾向としていますし、電気器具類による火災は、気づいたら手遅れとなる場合もあります。
電気コードのタコ足配線や長期間折り曲げた状態での電気コード使用、家具の下敷きにしての使用、プラグの破損・変形の放置、コンセントやプラグへの埃の付着などが電気の火花発生や過熱による発火などを引き起こすので、日頃から掃除を行い、安全確認を行いましょう。
延長コードも消耗品です
また、電化製品には使用期限があるように電源タップ(延長コード)も消耗品。適切な使用期限が過ぎたら新しいものに交換をしてください。また買い替えの際はお値段優先ではなく、メーカー推奨の正規品を選ぶことを心がけてくださいね。
親子関係のアドバイス
記事ではさらに親切なアドバイスもありました。離れて暮らす子が実家に戻った際に、いきなりダメ出しをするとケンカになり、険悪な雰囲気になることもあるため、いい物やいい事であっても押し付けにならないように話をしながら、親自身の意思も確認して尊重するようにした方が良いようです。
今回の記事では、これは自分だけの問題ではないと考え、「たまに帰省する家族が確認して整理してあげるのが、わりと効果の高い親孝行なのでは…と思ったりしました。みんな、電源タップ抱えて帰省するといいよ…!」とSNSで呼びかけました。
実家に行く際には忘れずに
もし、離れて暮らす親御さんがいらっしゃるという場合には、是非定期的に様子を見に訪問して頂き、コンセント回りの点検と半ば強制的に交換するくらいのスタンスで、電源タップや延長コードの更新を行うようにしましょう。
それでは良い連休を。
2世帯住宅もRC住宅がオススメです。