家づくり講座第546回
あっ、今日で11月が終わってしまうじゃないですか!また明日から全速力で走りたいと思います。それでは土曜日恒例の家づくり講座第546回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。
毎年記録更新
最近、毎年のように記録的な大雨による被害が発生していますね。
今年も各地で発生した豪雨では、多くの住民が避難指示(緊急)の対象になりました。
その後の台風による甚大な被害を目の当たりにして、土地選びの重要性を痛感した方も多かったようです。
行動のすすめ
一般的に、自分が暮らす地域に避難指示が出た場合、
・災害に対応した指定緊急避難場所へ避難する
・近隣のより安全な場所・建物等に避難する
・その時点に居る建物に留まる場合、より安全な部屋等に移動する
といった行動を推奨されていますよね。
避難困難の場合
しかし、
・避難場所までの経路に増水した河川がある
・自宅に留まるのは不安だが、病気等で避難できない家族がいる
・避難所がペットを受け入れていない
などの事情で、避難したくてもできない場合があります。
これは、決して他人事ではありません。
あなたは、土地探しの際にハザードマップを調べていますか?
気に入った土地を見つけたら、その都度チェックしてみてください。
ハザードマップは定期的に更新されるので、鮮度の高い情報を捉えるようにしましょう。
土地探しは安全第一
そういえば、以前に改訂された江戸川の水害ハザードマップは、「ここにいてはダメです」「ほとんどの地域が浸水します」といった強烈な言葉が話題になりましたね。
あなたもご覧になりましたか?
たとえ自宅は安全でも、周囲の浸水時間が長ければ、その間自宅に籠城する羽目になるかもしれません。
そんなリスクを少しでも減らすには、土地探しの際に、冠水や土砂災害の危険性が低い、安全な土地を選ぶことが大切です。
災害と避難場所
災害の種類によって、安全な避難場所は異なります。
新居の候補地を見つけたら、大雨や強風などの災害を想定して、
・それぞれの災害に対するリスクはどうか
・避難場所まで安全に避難できるか
について考えてみましょう。
幸せに暮らすなら
家族がより幸せに暮らすためには、安全性の高い土地に、家族の健康を守る家づくりをするのが大前提です。
利便性も大切ですが、安全性は何より優先されるべきでしょう。
自治体によっては、防災ラジオや防災無線などを通じて、さらにきめ細やかな情報発信をしています。
そんな活動も、土地選びの参考にしたいですね。
とにかく安心して暮らすなら、絶対的に強いRC住宅をご検討ください。