家づくり講座第543回
ここ数日で一気に気温が下がった感じですが、日中はまた夏日になるとかで、体調管理が難しい季節ですね。スポーツをして汗を流しましょう。それでは土曜日恒例の家づくり講座第543回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。
ダイニングの照明
さて、早速ですがダイニングの照明は、明るさを抑えるとリラックスした状態で食事を楽しめます。
照明の色によっては、お料理をよりおいしそうに見せる効果も期待できます。
自宅以外の場所で食事をする際には、ぜひ照明の形や色、明るさなどを観察してみてください。きっと、新たな発見があると思いますよ。
ダイニングの用途によって
ところで、あなたのお宅のダイニングでは、食事以外にどんなことをしますか?
お子さんが勉強やゲームをしたり、ご両親が新聞を読んだり趣味を楽しむなど、家庭によって様々な過ごし方を楽しんでいることでしょう。
もし、ダイニングで食事だけをするのであれば、
・料理を、より一層おいしく見せる
・リラックスした空間づくりをする
ことだけを目的とした照明選びができます。
年齢にもよるかも
しかし、勉強など目を使う作業をするのなら、ある程度の明るさは欠かせません。
色も、温かみのある電球色より学校で使用されているような昼光色の方が手元を見やすいことでしょう。
それに、年を重ねると、細かい文字を読む時は若い頃の2~3倍以上の明るさが必要だといわれています。
このように考えると、ダイニングでどう過ごすかによって、照明選びの選択肢は大きく変わってきますね。
模様替え対応なら
また、ダイニングテーブルの大きさや位置を変えると、使いやすい照明の場所も変わってしまいます。
たとえば、テーブルの中央に照明があると特に不便を感じませんよね。
しかし、どちらかにずれていると手元が見えにくいだけでなく、見た目の印象まで悪くなるんです。
以上のことを踏まえ、ダイニングの照明を検討する時は、
・そこで家族がどう過ごすか
・どこにどんな大きさのテーブルを置くか
について家族と話し、それに適した照明を選ぶようにしましょう。
もし、テーブルの大きさや場所を変えることも視野に入れるのなら、ライティングレールを設置しておけば、リフォームしなくても照明の場所をある程度移動できます。
今の生活を振り返って
また、光の明るさを調整できる調光ライトなら、そこで過ごす時間に合わせて照明を変えることもできます。
今の住まいのダイニングで、家族はどんなことをしていますか?
不満や使いづらさについてはどうでしょうか?
そんな普段の様子も、ぜひ参考にしてくださいね。
住まいづくりのご相談はRCdesignまでお気軽にお問い合わせください。