サイクロンがモザンビーク襲来 34人死亡、17万人影響
【ナイロビ共同】国連人道問題調整室(OCHA)は17日、アフリカ南部モザンビークの北部を15日に強力なサイクロンが襲い、少なくとも34人が死亡し、319人が負傷したと発表した。豪雨や強風で約17万4千人が影響を受けたと推定している。
2024年12月17日 22時50分 共同通信
南半球では
ちょっと南半球が騒がしいようで心配です。
記事によれば、OCHAによると家屋3万5千軒以上が損壊し、学校や医療施設にも影響が出た。モザンビーク政府が調査を続けており、被害が拡大する恐れがあるとしている。このサイクロンは14日にモザンビークの東約500キロの沖合にあるフランス海外県マヨットを直撃しており、死者は少なくとも数百人に上る可能性がある。とも書かれていました。
日常生活中では、なかなか地球の下側南半球の話題に触れることは少ないと思いますが、ご存知の通り季節的には北半球と逆ということですので、まさに夏本番になろうかというところだと思います。
熱帯低気圧
情報によれば、日本を含む北西太平洋・アジアでは台風またはタイフーン(typhoon)と呼ばれている現象は、アメリカなどの北中米ではハリケーン(hurricane)、その他の地域ではサイクロン(cyclone)と呼ばれているようです。
そしてそのどれもが熱帯低気圧の構造を持っているという意味では、これらは地域を問わず同一の気象現象に分類できるということですが、もちろんその発生条件やメカニズムは地域によっても違うでしょうから、一概に同じとは言い切れないと思います。
M7.4の大地震も
そういえば、先ほどニュースを見ていたら、南太平洋の島国・バヌアツで、日本時間のきょう午前11時前、マグニチュード7.4の大地震がありました。気象庁は、「日本への津波の影響なし」としています。という記事もありました。
これまた南半球で発生した災害ということで、日本には影響なしと言えども、こちらも大いに心配なニュースです。
地震はどこで発生しても地面が大きく揺れることに違いありませんが、発生のしやすさや頻度ということでは、地域によって大きな差がありますね。
基本的には地盤の性質や強度などによって、地震の多い少ないの差がありますが、一度発生してしまうとその被害の大きさは同様なものになるでしょう。
ただし、日本だけはその経験値を基にした建物の耐震基準、日頃からの防災意識の徹底などにより、他国よりは少しは安全かもしれません。
それでも日本は危険
しかし、損害保険界隈で言われている通り、日本の東京は世界でも一番危険な場所に指定されていますので、多少の防災意識だけでは、安全を守ることはできない事も事実だと思います。
一つの地球において、今南半球で起きていることは、いずれは北半球にも回ってくる事だと思います。
南半球で被災された方達をいくらかでも支援出来たら良いと思いますし、日本でも次のシーズンが来る前により一層の防災意識を高めておきたいものですね。
とにかく、どんな自然災害にも強く、倒壊、火災、流出などの心配がない、RC住宅に住まわれることをお勧めいたします。