「住宅ローン」借入期間は35年が大多数、借入額は?
ベクトルは2月24日、「住宅ローンについてのアンケート調査」の結果を発表した。調査は2022年9月29日~10月13日、住宅ローン返済中の男女450名(男性42%、女性58%)を対象にインターネットで行われた。
住宅ローンで購入した物件は、「戸建て」が76%を占め、金額は「3,001~4,000万円」(32%)や「2,001~3,000万円」(30%)が多く、4,000万以下の戸建ての購入が最も多いよう。
2023年2月28日 15時35分 マイナビニュース
大手銀行でも差がでました
やはり、住まいを手に入れるとなれば、ほとんどの方が住宅ローンを利用されているようですが、想像よりも物件価格が低いのは、全国的な調査だったからかもしれませんね。
そんな中、今日は他の報道で取り上げられていたのが、国内大手5銀行は28日、3月に適用する住宅ローン金利を発表したようなんですが、その内容が三菱UFJ銀行を除く4行が主力の固定型10年の最優遇金利を2月から引き上げたということです。
昨年12月に日銀が金融緩和策での長期金利の上限を0.5%程度に引き上げたのを背景に、資金調達コストが上昇傾向にあることを反映したということで、固定金利はタイムリーに反応しますね。
その数字は三井住友銀行は1.14%から1.19%に、みずほ銀行は1.40%から1.45%にいずれも0.05%引き上げられ、りそな銀行は1.28%に、三井住友信託銀行は1.37%へと引き上げたということです。
ところが、これまでと違うのは横並びとせずに、三菱UFJ銀は1.08%に引き下げたというところ。各行は資金を調達するコストや他行との見合いから適用金利を決めているものの、独自色を出したところに今後注目が集まるかもしれませんね。
借入期間は何年?金利は?
話戻って、今日の記事では住宅ローンの借入期間については「35年」(278人)が圧倒的多数になっていて、「30~35年」という人が半数以上を占めていたようです。
また、記事によれば現在返済中の住宅ローン金利を教えてもらったところ、「金利0.6%~0.8%」(111人)が最も多く、次いで「~0.6%」(87人)、「~1.0%」(69人)が多い結果に。金利タイプは「変動金利」(246人)、返済方法は「元利均等返済」(377人)のパターンが半数以上となったとありました。
もちろん日本の金利は最低レベルで推移してきましたので、ここからさらに下げることが出来ませんので、選択肢は上げることだけしかありません。
問題はいつ上げるか、ということになるのでしょうけど、固定金利はタイムリーに上がってくるものの、変動金利についてはもう少し先になるのではないでしょうか。
勉強が大事
これから住宅ローンを組まれる方には、その金利タイプや返済方法について悩みどころだと思います。ここは落ち着いてしっかりと勉強の上取り組まれるようにして欲しいと思います。
住宅ローンのご相談はお友達や経験者ではなく、住宅ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナーなど、専門知識を持っている人に相談されると良いと思います。
住まいづくりに関することなら、何なりとお気軽にご相談ください。