起きたらカラカラカサカサ…就寝時の「乾燥」を防ぐ、エアコンの“効果的”な使い方は?メーカーがおすすめの設定方法を伝授
寒さが厳しさを増し、「就寝時にエアコンをつけたまま」という方も多いのではないでしょうか?寝室が暖かいのはうれしいですが、長時間のエアコン稼働による「乾燥」も気になります。三菱電機の家電公式Xアカウント(@MitsubishiKaden)が、「寝室の乾燥を防ぐエアコンの使い方」を紹介しています。
2025年1月8日 17時20分 まいどなニュース
エアコンの使い方に悩む
今の季節では、空気の乾燥による喉や肌の乾燥が気になる方も多いことと思います。また、各種ウイルスも活動しやすくなることから、感染症も心配されますね。
一方で日に日に冷え込みも厳しくなっていますので、暖かなお部屋で過ごして頂きたいのですが、光熱費の心配もある中では、エアコンの使い方に悩まれている方もいらっしゃるようです。
記事によれば、三菱電機霧ヶ峰PR事務局は、2023年12月16日~18日の期間、東京・大阪在住の男女600名を対象に「冬の 室内環境に関する調査」を実施したということ。
その調査によると、冬にエアコン暖房をつけて就寝する際、「乾燥」が「気になる」「どちらかといえば気になる」と回答した方の合計は84.8%でした。気になる「乾燥」を防ぐには、エアコンの設定を変えるのがおすすめだということ。
おすすめの使い方(三菱電機)
三菱電機さんのおすすめは下記2つの使い方だそうです。
①「快眠/ねむり運転」を設定する
「快眠/ねむり運転」を設定すると、「一定時間であらかじめ設定した温度に切り替える」「風音量を静音にする」「運転ランプの明るさを抑制する」など、自動的に運転を切り替えて、眠りやすい環境をつくります。
②風向きを調整する…人がいないところへ下向きに温風を送る
人がいないところに向けて「下向き」に風向を切り替えると、人に温風が当たりにくくなるため、乾燥を感じづらくなります。 また、効率よく暖かい空間をつくることにもつながります。水平向きにしてしまうと暖かい空気は軽いため、 下に降りて行かず暖まりが悪くなってしまうのだそう。
また、「風よけ」運転という風向設定ができる製品の場合は、「風よけ」運転を設定すると、エアコン側で人に風が当たらない風向に調節してくれます。「あて/よけ」ボタンがないか、確認してみましょう。ということでした。
そんな三菱製のエアコンなら良いのですが、一般的にそれほどのシェアは無いように思いますので、記事にあったような設定がある場合は少ないかもしれません。
オススメな使い方(高性能住宅)
ここからは私のオススメな使い方をお伝えしておきます。
基本は暖房時もつけっぱなしの24時間運転で良いように思います。しかしながら、誰もいない日中につけっぱなしにしておくことに抵抗感を感じる人も多いですし、冬は日中の日射で期待できるところもありますので、お出かけ時に停止しても良いでしょう。
では実際にどのような使い方が良いかというと、まず朝は起床時間の1時間前にオンになるようにタイマー設定しましょう。そして夕方は帰宅したらすぐにエアコンをオンにして就寝直前にオフにすると良いでしょう。
残念ながら、家の断熱性能が低い場合は限界もありますが、一定以上の性能を持っている家なら、暖房を切っても6時間で2~3度程度しか室温は下がりませんので、就寝時に23度の室温があれば起床時でも20度をキープしておけます。
相変わらず勘違いをされている方も多いのですが、瞬間的に空気を温めても暖房を切った途端に寒く感じますね。これは家の中全体が冷えていて、内装や家具、家電製品の温度が低いままなのが原因で、低い温度の輻射熱を受けてしまうことが原因です。
暖房を一定時間以上使用することで、空気のみならず家全体の温度を上げる必要があるんですね。
すでに日本においても、窓ガラスが結露で濡れてしまうような家では、健康と生命を維持することが難しいということは周知されていると思いますが、もし未だに結露でお悩みの場合は、今すぐに弊社までご相談ください。
暖かい家をお探しなら、是非RC住宅をご検討ください。