飛び込み営業の“修理”に注意を 「リフォーム詐欺」相談2.5倍に
事前の約束なしで住宅を訪問して「屋根の修理が必要」などと嘘を言い、代金をだまし取る「リフォーム詐欺」が急増しているとして、警視庁が注意を呼び掛けています。
東京都内の住宅街で、警視庁の捜査員がビラを配るなどして「リフォーム詐欺」への注意を呼び掛けました。
2024年4月26日 11時42分 テレ朝news
リフォーム詐欺
またまたこの手の被害が増加してしまっているということですね。
実はこのようなリフォーム詐欺に関連した話題については、今年に入ってから毎月のようにこの場所でも取り上げさせて頂いています。
以前にもお話ししていましたが、これまでにも定期的に流行してきたようにも思いますし、それは国内の景気状況や自然災害後に増えたり、または年末や年度末にも増加の傾向があるようにも思っていました。
しかし、今や年間通して活動されているようですので、十分注意が必要ですね。
リフォーム業者と工事費
一般的にあまり知られていませんが、小規模なリフォームであれば、業者は資格などの必要はありません。そのため、特殊詐欺をやっていたような連中が、オレオレがやりづらくなったからと、作業着を着て、リフォーム業者の顔をして住宅街を回っているというお話もありました。
また、リフォームなどの工事代金では、一般の人はその相場感もよく知らない場合が多いとかで、被害にあっているのに気づかないことから『表面化しにくい犯罪』と呼ばれていることも、悪徳業者が増えている要因とされているようです。
今日に記事では、警視庁によりますと、悪質な業者の手口は、約束なしで訪れて「屋根が壊れているので修理が必要」などと嘘を言い、その後、点検のふりをして屋根に登り、自ら瓦などを壊して相場の数倍近い代金を請求するということです。
被害相談2.5倍
なんとも荒っぽい悪行ですが、そんな業者の被害に遭われたのが、去年「リフォーム詐欺」の被害相談件数はおととしのおよそ2.5倍だったということです。
そこで警視庁は「飛び込み営業による修理の提案には注意してほしい」として呼びかけを行なっているそうです。
いつもお伝えしておりますように、住まいに関することは、その家のことを熟知しているプロやマイスター、総じて「家守(やもり)」にお任せして頂けると、ご安心して頂けると思います。
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