「プリンス以上の人物はいない」傑作ドキュメンタリー監督が語る天才の実像と取材秘話
2018年に制作が報じられるも、なかなか日の目を見ないままだったプリンスについてのドキュメンタリー『Mr. Nelson On The North Side』が、『プリンス ビューティフル・ストレンジ』という邦題でようやく封切られた。大規模な劇場公開は他国に先駆けて日本が最初だ。
2024年6月18日 17時40分 Rolling Stone JAPAN
プロモーション
これだったんですね。
あ、今日は趣味的な話題です。ご了承ください。
先ほどこの記事を見て色々とアハ体験をすることが出来ました。
まずここ数週間、妙にプリンスが気になっていたんですけど、それはたまたま耳にしたラジオから流れていたことが重なっていたからで、それもプロモーションの一環で流されていたということに気が付きました。
さらに、先週の時点ではプリンス最近どうしているのかな、あまり名前を聞かないな、くらいに思っていたんですけど、いやいや8年前に亡くなっていたということと、当時ニュースを聞いた時のショックを思い出しました。
当時57歳で亡くなったプリンスですが、その後自伝的な映画が作られる、というニュースも目にしていた記憶も戻って来ましたので、お陰で脳に良い刺激となりました。アハ。
映画の内容は・・・
記事によれば、原題が示す通り、本作はミネソタ州ミネアポリス北部で育ったプリンス・ロジャース・ネルソン少年が、”プリンス”というアーティストへと孵化していく過程を追い、彼が地元に根差した活動を晩年まで続けた理由も考察する内容だそうです。
また、この映画ではプリンスの遺産を管理する団体から公認が得られなかったため、彼自身の音楽は一部を除いてほとんど流れないが、バンドの歴代メンバーや幼馴染みまで数多くの関係者の証言をフィーチャーしている。ミネアポリスの歴史的背景や、当地におけるアフロアメリカンの現実、人種差別問題にも踏み込み、プリンスを育んだ環境が具体的にわかる内容が新鮮だ。と書かれていました。
スター プリンス
先週から夜な夜な動画サイトでプリンスの楽曲を見ていましたが、本当にカッコイイですよね。比較的小さな体でエネルギッシュなパフォーマンスをされていましたし、独自のセンスはまさに芸術肌だったように思います。
一方で何処かネガティブな、繊細さんの雰囲気も感じさせるのは、環境や彼の生い立ちなどからくるものだったようです。
記事では、監督はカナダ出身のダニエル・ドール。ベテランのロックミュージシャンとも交流が厚いという監督の生い立ちについて訊くと共に、彼がこの映画をどんな意図で作ったのか、本音でじっくり語ってもらった内容が書かれていました。
その中でも印象的だったのは、プリンスはホームレスにお金をあげたり、住む場所を提供したりしていたんですよ。彼の寛大さには、本当に頭が下がります。銀行の口座に何十億ドルも持っているはずの大スターなのに、実際はもっと少ない残高しか残っていなかった。それは彼が生前、人知れず多額の寄付を続けていたからです。「誰にも言わない」という約束のもとにね。と書かれていた部分。
まさにスターでありプリンスなエピソードだと思いました。さらによりプリンスのことを知りたいとも思いましたので、やっぱり映画を見にいくしかなさそうです。
『プリンス ビューティフル・ストレンジ』
6月7日(金)より新宿シネマカリテほか全国ロードショー
提供:キュリオスコープ、ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
cPRINCE TRIBUTE PRODUCTIONS INC.
公式サイトは下記からどうぞ。