臭ーい“カメムシ”が全国で大量発生 悪臭だけでなく農作物に被害も…21道府県で注意報 専門家が対策も紹介
臭い匂いを放つことで知られるカメムシが全国的に大量発生している。カメムシの種類によっては、農作物に被害をもたらすこともあるため、農林水産省は全国21の道府県で「カメムシ注意報」を出し、農家に対策を呼びかけている。
2023年10月2日 20時0分 FNNプライムオンライン
カメムシです
ここ数日いろんなところで報道されていたようですので、すでにお耳に入っているかもしれませんが、今年もカメムシが大量発生してしまっているようです。
私が見たニュースでも、電灯の周りを飛び回る大量の虫。そして、マンションの廊下にも大量にいる。おびただしい数の虫が壁や天井に張り付いている状況を見させられました。
呼び名はいろいろ
さらに新聞のコラムでは、その呼び名が地域によって違い、「カメムシ」が「ヘコキムシ」や「ヘッピリムシ」、「クセコムシ」など、全国では色々な呼び名があると紹介されていました。
大量発生の原因は
今日の記事では、今カメムシが各地で大量発生しているのはなぜか。ということで、下記のように書かれていました。
まずは大量発生の理由だが、京都府病害虫防除所の浅井信一さんによると「夜の気温が高くなるとカメムシの行動が活発になり、カメムシは南で生息する虫であり、9月下旬でも夜が蒸し暑いので、カメムシが活動しやすい環境になっている」という。とのことです。
2023年は例年よりもカメムシによる農作物被害の報告が多いことから、カメムシの量が多いと言えるということ。
傾向と対策
記事によれば、カメムシは光に集まる習性があって、より強い光に多く集まるので、コンビニや駅などの強い光の場所などでたくさん見られるという。
さらに1匹ではなく 大量にいた場合は「殺虫剤などの薬をまく方法が良い」という。カメムシ専用の殺虫剤もあるので、大量発生している場合は、専用の殺虫剤を用意するのもおすすめだとか。
また、種類によっては越冬するカメムシもいて、温暖化が進むことでカメムシを見る機会が増える可能性があるそうです。
実は昨年も
ここまで書いて思い出しました。昨年も同様の話題で記事を書いた記憶があって調べたところ、下記の記事が見つかりました。
昨年は8月1日に書いていましたので、夏の始まりに東京で発生していたようです。そこではカメムシは白い色を好む傾向があるため、シャツやシーツなど白色の洗濯物を干していると寄って来やすくなるそうです。と書かれていました。
いや本当に、人間にとっては害虫かもしれませんが、捕食者にとっては大漁でウキウキなシーズンかもしれません。なるべくなら無駄な殺生はせずに、共生出来るような環境が作れたら理想なんですけど。
昆虫が侵入し難い家なら、RC住宅がオススメです。