このジョーク、通用する? 町工場が今年も「くだらない」モノづくり
町工場の仕事人たちが高い技術でジョークの一品をつくり、ばかばかしさを競う「くだらないものグランプリ」が14日、愛知県で開かれる。
インターネットでライブ配信され、視聴者投票で最もくだらないものを決める。
金属や樹脂で製品をつくる中小企業の経営者らが2020年秋、「コロナ禍を笑い飛ばそう」と始めたコンテスト。4回目となる今年はどんなモノが登場するのか。
2023年10月13日 23時19分 朝日新聞デジタル
くだらないもの
くだらないもの。実はものすごくシンプルで、必要とする人が必ずいるもののような気もしますが、一般的には、多くの人に笑われるものということになるのでしょうか。
思い返してみると、公園の砂場で造ったオブジェ、オリジナルの改造を施したプラモデル、教科書の端に書いたパラパラマンガ、学校の机のネジを外して中身を取り出しやすく・・・、きっと男子の多くは他人から見たらくだらないものを作っているものです。
人類の進化
でも、くだらないものがあったから役に立つものが作られるようになるわけで、そこにあるチャレンジ精神や遊び心が、人類を進化させるのではないでしょうか。
黒模型
記事で紹介されていたのは、真っ黒な闇の中に人形のようなものが立っている。出品作のタイトルは「黒」。製作したのは、岐阜市の「和模型工房」。
普段手がける建築物などの模型は空間やモノを微細に表現するが、「いっそ何も見えない、使えない模型を作ってみました」と社員さん。
実は、自分たちの職場をプラスチックの模型(約60センチ×約40センチ)にして、光をほとんど反射しない黒の塗料をつけたものだ。「白模型は存在するが、黒模型というのは見たことがない。業界では作らない新ジャンルです」と社長さんは、にんまりされていました。
確かに、私たちも無地の白い模造紙で建物の模型を作ったりしますが、これまでに黒い模型は見たことが無いように思いますので、ここから新しい需要が生まれるかもしれませんね。
ご興味のある方は下記のHPから是非ご覧になってください。
過去の動画なども視聴可能ですので、何かの参考にどうぞ。